てっぱん 第150回 最後の食卓は・・・

玉子丼かと思っていましたが、初音が作っていたものは親子丼でした。

鶏肉をつかって親子丼を作りながら「最後か」とつぶやいています。

店には、伝さん根本、神田、浜野、岩崎が集まって、笹井の送別会を
しようとしています。

「なんか、いいにおいがしますね」

親子丼の匂いが漂ってきました。

下宿人たちの最後の食事なんです、と説明するあかり。

食堂では、中岡親子と笹井が、親子丼の蓋をあけて

「うわー、めっちゃおいしそう」「プルプルしています」

感激です。

めっちゃ美味しそうです。

「いただきまーす」

親子丼・・・・食べたくなりました。

障子が開いて、あかりや伝さんが覗いています。

「いっしょに食べたかった」「食べさしてーな」

「下宿人限定や」と断る初音。

あかりの分をみんなで小分けにして食べることにしました。

初めて食べたお祖母ちゃんの料理もどんぶりだった、玉子丼だったけど。

「親が加わったんですね」と笹井がいうと「そうじゃね」と答えます。

「ごちそうさまでした」、「よろしおあがり」

「10年分ごちそうさまでした」という笹井にも「よろしおあがり」と声をかけます。

店で食べている神田が、「残念やなあ、この味が食べられなくなるなんて」と
残念そうです。

中岡親子と笹井が下宿を出ていきます。表札をなでる民男。

笹井から絵がプレゼントされました。

明るいお好み焼きの絵です。

「元気でな」

民男が泣いています。泣きながらスーツケースを押しています。

下宿から遠ざかる笹井、中岡親子たちに手を振る初音とあかり。

「お好み焼きと下宿、つづけられんかなあ、うちの好きなここを取り上げないで」

「仕舞いやいうたら、仕舞いや」

「なんでわからんのよ」

誰もいなくなった部屋を掃除しながら初音は何をおもっているのでしょうか。

いつのまにか、分骨式の段取りが整っていたようです。

分骨袋(六角) シルビア小花 紫 (高さ15cm×巾9.3cm)◆分骨つぼを納める袋・骨壷・骨壺◆手元供養

トランペットケースを持って石段を登っていくあかりたち。

初音は隆円のお寺に行き、千春の骨を小さな骨壷に分けてもらいました。

「下宿を引き払うそうですね」

「ええ、ボケんうちに身の回りをきれいにしておこうと思って・・・」

「あの子に残してやれるものはあれぐらいなものだから」

「婆さんが小さくなったら、あかりまで小さくなってしまうわ」

あかりは機嫌が悪いです。

外で「ひまわり」を吹き始めました。

「ひまわりじゃ」「あれがひまわりか」鉄平は初めて聞く曲です。

次に「威風堂々」を吹き始めました。

音が荒れに荒れています。

隆円が「荒れているのう、音には音でかえしたれ」

初音に鐘をつかせました。

トランペットの音と鐘の音は、あかりと初音が口喧嘩をしているようです。

てっぱんのドラマをイメージしながら読むと楽しいですよ。

滝沢はどうなるのか、まるちゃんの名前はどうなるのか・・・

最終回はどうなるのか。

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