てっぱん 第149回 お好み焼きに負けた滝沢

あかりの部屋に入るふたり。

あかりは荷造りをはじめました。その様子を見る滝沢は

「答えを聞いていない」と言います。

あかりは、「これが答えや」

と答えます。

福岡に引越しすること。それが答えのようです。

ふたりで荷造りをしている様子を見た民男は
店にいるみんなに伝えに行きました。

店では、小夜子が浜野に、おのみっちゃんのこと、好きだったんでしょ。
これでいいのかと言います。

「終わった話や」

根本がびっくりしています。
浜野に「あんなに滝沢の背中を押していたやないですか」

「とっくにふられたようなもんだ」

民男が「お姉ちゃんが荷造りしてる」と言って顔をだしました。

浜野は二階にあがり、あかりを呼び出します。

滝沢は背中を向けたままです。

「おのみっちゃんにつたえたいことがあったんや」

「ずっと・・・ずっと前から思っていたんやけど、誕生日おめでとう!
やっとお酒飲めるな・・・」

浜野は本当の事を言えませんでした。

民男や加奈も廊下で聞き耳を立てています。

「押しが弱すぎる」「社長のいいところや」

あかりの顔は涙でぼろぼろです。

浜野は滝沢に「約束まもってくれてへんやないか、
見てみいやおのみっちゃんの顔」

「うち、笑ってへんですか」とあかり。

「わかっていたわ、お前がここから離れられないことぐらい」と滝沢。

「しゃあないな、お好み焼きに負けるんやったらしょうがない、お好み焼きやで」と

前を向けとあかりに語りかけます。

「大丈夫です。かならず、朝はきます」笹井が元気づけます。

「明日になったらちゃんと笑えよ」と滝沢。

笑顔を取り戻すあかり。

店で待っている神田や小夜子。

「俺は社長の何をみてたんや」と根本。

「それが体育系のまっすぐなところや」

小夜子が初音に言います。

「年寄りが良かれと思っていることが、おのみっちゃんを苦しめて
いるんやないですか」

「どういうこっちゃ」と初音。

そこへ二階からみんなが降りてきました。

「どやった」と根本

「痛み分けや」と中岡

「ふたりともふられた」と民男

「そしたら福岡に・・・」と小夜子

「あかりは、おばあちゃんを選んだのよ」と加奈。

店の掃除をするあかりと初音。

「何も聞かんの?滝沢さんのこと」とあかり。

「見たら分かるわ」と初音。

「うち、やっぱりここでお店続けたい」とあかり。

「なんでこの店にこだわるん」と初音。

「勝負はついていない!」とあかり。

「うちを大阪にひっぱりこんだのはおばあちゃんよ」とあかり。

「うちをお好み焼き屋にひっぱりこんだのはあんたよ」と初音。

「おやすみ!」と言って別れたふたり。

さんざんな誕生日。

翌日、下宿人の引越しの日です。

部屋を拭き掃除する初音にあかりが食ってかかります。

「なんで夕ごはんつくってくれんの」とあかり。

「さっきの朝ごはんでおしまいや」と初音。

「そやったらもういっぱいおかわりするんやった」とあかり。

初音の最後の料理に期待が高まります。

「大家さん、もう一回、食事を作ってください」

下宿人たちが頭を下げます。

初音は、なにやら丼ものをつくりはじめたようです。

「最後か・・・」

あの時の卵丼かなあ・・・・

玉子丼をたべるとほっとします。