てっぱん第103回 ボクが出ていきます

のぞみが目を覚ますと、厨房からまな板を叩く音がします。

初音が大豆を使った豆ご飯を土鍋作っています。
出し昆布が乗っています。ふっくらと炊きあがりました。

今日の朝食は栄養たっぷりですよ。
雑穀ごはんが食べたくなりました。

厨房に顔を出すのぞみ。初音にあいさつをします。

「おはようございます」

「お茶でものみ」

「ここ、ご飯出すんですね」

「そうや。嫌やったらいつでも出ていき、って言うてんやけどな」

「早う出てってもらうように栄養つけてやってんねん」

下宿人たちが集まってきました。

「お、コロッケや、朝からめずらしいな」

テーブルの中央にはキャベツの千切りがボウルに盛られています。

民男がコロッケにかぶりつきます。

「お、ひじきが入っている。おから入りや」

「貧血対策だね」

「ぼくも貧血だったんです。ここで倒れました。おかげで治りました」
笹井が10年前の事を話します。

のぞみがコロッケを食べてニコッとしました。

民男がのぞみを見て言いました。

「お姉ちゃんコロッケにつられそうやなあ」

「そやかて部屋がないからダメや」と初音。

「私が部屋を出る。おばあちゃんの部屋に行く」

あかりが部屋をゆずるといいます。

「勝手にいうな」

「ひとりで大丈夫です」

「ひとりやないで、ふたりやで」

「生むって決めないでよ」

「ほっといてよ」

あかりと小早川のぞみの言い合いになりました。すると笹井が立ち上がって

「ボクが出ていきます。充分使いましたから」

初音がびっくりします。

「滝沢君も、もういいんじゃない」と中岡

「なんで俺が」滝沢は不機嫌そうです。

小早川のぞみがキレそうです。

「どこだってやっていけるんだから。ここにしか住めないあなた達と一緒にしないで」

食べ終わると学校や会社に出かける下宿人達。

「行ってきます」「行ってらっしゃーい」

「おかわりありますよ」と笹井がのぞみに声をかけます。

あかりによそってもらっておかわりします。ふたり分ですからね。

食後、厨房で食器洗いのお手伝いをするのぞみ。

「ここの人たち、距離感めちゃくちゃ、どうなってんの」

「会社の人たちは電話もかけてこないし、どうなってんのよ」

洗い物をしながら、涙が止めどなく流れてきます。

昨日はあかりが泣くシーンで終わりました。
今日はのぞみが泣くシーンで終わりです。

アップの長いシーンが最近多いですね。

涙は節約せんでええでという玉緒さん。

さて、来週。

「あんたは親になる資格がない」という初音の声とか
中岡親子が揃いのトレーナーを着るとかのシーンが映りました。

そして、店であかりが倒れてみんなに抱きかかえられるシーンも。