喜美子は武志と同じ病室の母親に皿をあげるために病院に行った。
白い皿に花が描かれた、喜美子得意の絵皿である。

しかし、病室にいくと子供の容態が急変し、大崎先生の対応も虚しく亡くなってしまった。
武志もいずれは・・・昨日の放送で、最後の場面で抜けた頭髪を手にした武志は震えていた。

電話が鳴った。声は老婆の声だが元気いっぱい。さだの声だ。

さだと圭介が訪ねてきた。

さだ(羽野晶紀)は服飾系で成功し会長を退いて今は顧問。

いったい何歳になるのか、元気がいっぱいだ。

そして、圭介(溝端淳平)。一度は喜美子が異性として意識した相手。

医学部を出て小児科の医師になり小児科部長になっていた。

喜美子、八郎、武志、さだ、圭介でロールケーキを食べようという席だったが、武志は作陶のために席を外した。残った4人は武志の話を始めた。

さだはガンと闘病する友人のために下着のデザインをしたらしい。その友人は元気に退院したらしい。
ガンと向き合うさだの様子がよく分かるシーンだ。

さだと圭介が喜美子を訪ねるきっかけは、やはりちや子だ。
ちや子が圭介を訪ねたらしい。

ドナーが見つからないことを知っている圭介は言う。

医学が進歩している。今は不治の病でも何年かしたら治る、白血病も治る病気になる。
こんな事しか言えんけど。

圭介の言葉は、喜美子にとっては一筋の光だ。

喜美子はともや君のことを武志に伝える。武志はともやの母に作品を見せるという。
八郎の表情。

バイトする武志はとてもつらそうだ。女将さんも心配そうに見ている。

作陶を見つめる真奈。

夏が過ぎ、バイトは週に1回4時間だけになってしまった。

そこへ学たちが披露宴の招待状を持ってきた。

そして秋。薪をあつめる喜美子の前に現れたのはニット帽をかぶった武志。

たぬきの焼き物を手にとり、可愛いという武志。バイトに出かけた。

「楽しんでな、あまり無理せんと」

感想

今日の放送でもアルバイトの回数や時間が減っていき、体力が低下していく過程や
髪が少なくなりニット帽をかぶる場面もあり、武志の病状が進んでいることがよく分かった。

武志は同室の子が亡くなったことを正面から受け止めることはしなかった。
病院にも行かず、作陶に励んだ。

雨からヒントを得て、水紋に注目した武志は八郎に相談した。
こういう創造的な場面では八郎は気の利いた対応が出来ない。そこも描かれていた。

作陶のヒント、同部屋の子の事、低下する体力、進む病状。
くらい様子が続く中で荒木荘の面々の登場はドラマを明るくしてくれた。

 

スカーレット143話

出演者

戸田恵梨香,伊藤健太郎,松下洸平,稲垣吾郎,溝端淳平,羽野晶紀,松田るか,大江晋平,村崎真彩,早織,

語り

中條誠子

原作・脚本

水橋文美江