肝が座って来た喜美子は、八郎へ武志の病名を伝える。
今回の放送は武志の病名を知った八郎の行動と喜美子の心の動きだ。

八郎は子供の頃の武志が健康だったことを話し出す。
ドラマとしては伏線であることは分かるが、それを素直にトレースしてしまう自分がいる。

喜美子は八郎に「すまん」と謝ってから病気を伝えた。

自分の育て方が悪かったから武志が病気になった、とか
自分のせいだ、とか

そんな感情があるのだと知った。

八郎はうろたえる。にわかに信じない。

あれやこれや言い出す。

大崎先生からもらった書類を持ってきて八郎に見せる喜美子。

スカーレットのドラマでは最も印象的なシーンのひとつ。

ひとつひとつの言葉が「名言」に聞こえてくる。

しかし、喜美子と八郎の表情にはそれ以上のものを感じた。

病名を知られたくないという武志の意志に反して喜美子が八郎に
病名を伝える理由。

それがドナーであることを伝えながら、親がドナーになれることは
1%もないと伝える。

淡々とした表情で伝える喜美子に対し、一瞬、諦めかけた表情の八郎。

1%でよかった。という喜美子。

何をゆうねん、という表情が一変した。

0%でないということだから。

そう聞かされた時の八郎の表情は、目を見開き喜美子の前向きさを
まざまざとみせつけられた、という表情だった。

陶芸家として、穴窯を諦めない意地っ張りとして、借金を超えて夢をつかもうとする姿を見て
いくつかの場面で喜美子の「前へ前へ」という場面を見てきた八郎。

血液検査をする喜美子と八郎。

武志は一夜明け、心境が変わった。

みんなと会いたい。病名を知らせていい。

白血病と戦う武志として会って欲しい。

そして元気をもらいたい。

今回はこころの神回です。