信楽はお正月を迎えました。

喜美子の工房には住田の姿が。

喜美子が今年は穴窯をやらないと聞いてびっくり。

武志との時間を大事にしたい、とは言えない喜美子。

そして照子が野菜を持って来たり、陶芸教室が始まったりと慌ただしい。

武志はというと、小学からバイト。

お客の食べた皿を片付けるとふとケチャップを見て、あの鼻血を思い出す。

そこへ石井真奈たちが晴れ着を来てやってきた。

話は盛り上がり石井が信楽イチのたこ焼き名人ということで
「たこ焼きパーティー」をやることになった。

そしてたこ焼きパーティーをやる日、武志に異変が。

ガムテープで部屋のゴミを掃除していると急に目眩が。

急にくらくらとする武志、そこへ石井真奈がやってくるが、外出の用事があると言って
つれなく追い返した。

真奈はアイスクリームなどお菓子を持ってきた様子。

武志はそのまま寝込むのかなと思いきや、大崎先生を訪ねた。

大崎先生は発熱した子供が来院していてその対応に追われる。

子供と母親の姿を見て何を思ったのか、自分と喜美子のことを思ったのか。

場面は喜美子の工房。ふと、大崎先生がやってきた。

「素人でも出来るんですか」

「素人相手の陶芸教室です」

他愛もないやりとりの中で、大崎先生が

「今日、武志くんが来たけど、ふと姿が見えなくなって
こういう仕事をしているとほっとけない時があるんですよね」

武志が何を思って訪ねてきたのか大崎先生は気づいたのだろう。

気づいたと言えば喜美子も気づいたのだ。

武志に電話をするとたこ焼きパーティーをやるから来ないかという誘い。

真奈のたこ焼きの腕前は全くのハッタリで、おそらく初めて作ったのではという
ほどの出来栄え。

喜美子はまさか真奈がいるとは思っていない。

部屋を訪ねると、武志は悪びれることも恥ずかしがることもなく
喜美子を部屋にいれる。

真奈も恥ずかしがらない。

帰ろうとする喜美子を強引に部屋に入れる武志。

「そういう時代か、そういう時期か・・・・」

武志に女が。母親として武志を男として意識した初めての出来事だっただろう。

真奈はぐちゃぐちゃのたこ焼きを喜美子の前に差し出すが
喜美子は突っ返して、たこ焼きをきれいに作り直す。

器用な喜美子の美味しそうなたこ焼き。

門限なので、と真奈が帰る。送っていきなさいという喜美子。

しぶしぶ送る武志。武志のいない部屋で喜美子は机の上からある本を見つけてしまった。

家庭の医学。ドキッとする喜美子。

本をめくると血液の病気のページに印が。そして、白血病の説明に
鉛筆で書き込みが。

(息切れ、めまい)

喜美子は顔をしかめた。

ついに病気に気づいたのか、それで大崎先生を訪ねたのか。

女の子を部屋にいれた武志、病気に気づいた武志。

喜美子の心は母親として揺れに揺れる。

武志の人生を背負い込もうとする喜美子はまだ八郎には話していない。

さて、朝イチ。

つぶやきシローは今日が誕生日、博多大吉はつぶやきシローと生まれ年も同じらしい。

1971年3月10日 (年齢 48歳)