原田知世

リヤカーに乗せて陽子を真知子の家から連れ帰った茂樹。

井戸水で顔を洗うと、陽子がたずねる。

「お母さんのお祖母ちゃんの事って何も知らないよね」

亡き母紘子の実家の事です。

「今日の事は、貸しだ。そのかわり、味方になってくれ」
「近いうち、重大発表する」

茂樹が予科練を受けたいと父に切り出す時に応援してくれと
いう意味だと、陽子は感づきました。

陽子が街を自転車で快走していると真知子と育子に会いました。

そこに、カゴを背負ったタケオがたまたま居合わせました。

「小学校の同級生よ」

タケオがたどたどしく挨拶するのですが、あっという間にみんな
いなくなってしまいました。

「遅刻じゃない?私たち」

学校へ急ぐ陽子たちの横を黒塗りの高級車がすれ違います。

見たこともない高級車。黒塗りのピカピカのクルマです。

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その車は陽子たちとすれ違うと、止まりました。

「どんな人が乗っているんだろうね」

興味津々ですが、学校に遅れるのでその場を立ち去ります。

車の窓から顔を出す老婆は、桐野富士子(渡辺美佐子)です。
紘子の母親です。
陽子は思います。そういえば、母の事をあまり知らなかった。

夕食の時に父に訪ねようとしますが、なかなか切り出せません。

「あのー」

「どうした、何でも聞きなさい」

「あのー、仕事はいかがですか」

思ってもいないことを言ってしまいました。

良一(寺脇康文)は、得意になって語り始めます。

失敗したなあという顔の陽子。

陽子は川のそばに自転車を止め、母、紘子の事を思い出します。

「陽子はきっと美人さんになるわ。笑顔をわすれないでね」

家に帰ると、玄関に見慣れない靴がありました。

そして、仏壇の前には、手を合わせるお婆さんがいました。
「お前のお婆さんだ」

良一は陽子に説明します。
「まったく、こんなところで死ぬなんで馬鹿なことだわ」
桐野富士子(渡辺美佐子)は豪華な出で立ちで、怖い顔をして
陽子の顔を見つめます。

良一はいつも以上に背筋を伸ばし、緊張しています。

さて、このお祖母ちゃんは陽子にどんな影響を与えるのでしょうか。

その前に、いったい何者なのでしょうか?

さて、来週の予告は、このお祖母ちゃんと陽子の衝突に
なりそうですね。

渡辺美佐子さんの「赤い疑惑」のリメイクを田中好子さんが演じていたん
ですよね。

田中好子さんは、連ドラの「ちゅらさん」にも出演していました。
母親役がよかったです。
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キャンディーズのCDが品薄らしいですが、映像で思い出したいスーちゃん。
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キャンディーズ時代から、女優活動まで幅広く活躍した田中好子さん。

ご冥福をお祈りします。

陽子が初恋をあきらめた次の日のこと

真知子(マイコ)は学校を休みました。

学校を休むことの無いあの真知子に何があったんでしょうか。

陽子と育子は心配で相馬真知子の家を訪ねました。

真知子はグレーのワンピースを着て出迎えました。

真知子はおひつを持ってきて、ご飯を山盛りにして

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モリモリと食べ始めました。

「ご飯を食べると太るのよ」

そういって、モリモリと食べる真知子。

「太って醜くなって、見合いの相手に嫌われてやる!」

なるほどとうなずく育子。

「太ったら春樹(田中圭)さんにも嫌われちゃうんじゃない?」

「いいの、これしか方法はないの」

モリモリと食べる真知子を見て、陽子と育子も一緒に
食べると言い出します。

食べていると真知子が急に食べるペースを落としました。

「私、もともと食が細いから、もう食べられない」
「太ることも出来ないんだわ」

そこへ真知子の母親が帰ってきました。

「何をしているの?」

育子と陽子は真知子をかばうために、自分がご飯を食べたいと
言ったからと言い訳をします。

陽子は急にお腹が痛くなりました。

食べ過ぎ&真知子の母親の出現が原因です。

痛すぎて失神した陽子は、ベットに寝かされました。

目が覚めると、真知子の母親にひどいことを言われました。

「こんな事をするなんて、母親がいないからだわ」

真知子が、それは違うと言おうとしますが、陽子が止めます。

真知子はすまないという表情で一杯です。

茂樹(永山絢斗)が迎えにきました。

真知子の家から電報が届いたので迎えに来たようです。

「すみませんでした」

玄関先で深々と頭を下げる陽子と茂樹。

茂樹はリヤカーを持ってきていました。

「覚えている?あの日のこと」

陽子は母紘子(原田知世)と家族とともに
安曇野にやって来た小学生の頃の事を思い出しています。

「覚えている」と答える茂樹。

安曇野に引っ越してきた須藤家は父良一(寺脇康文)が
リヤカーを引き、そのリヤカーに紘子と陽子(八木優希)が
乗っていました。

その頃の父の姿を思い出して、茂樹は言います。

「リヤカーを引ける男になりたかった」

陽子は茂樹の頼もしい背中を見て

「リヤカーを引ける立派な男になったよ」

と言います。

リヤカーが荷物運搬の手段だったあの頃。

現代でも、リヤカーは便利に使えるかも。
アルミ製なんですね現代は。

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