ピエール瀧



職員室にいる陽子(井上真央)と夏子(伊藤歩)。
暗い職員室にしのびよる足音の主は・・・

なんと中村先生(ピエール瀧)でした。

中村は職員室を見回しています。

「こんな時代じゃなければ・・・子供の頃、前田先生という
 先生に野球を教わって、それで先生になりたいと思った」

中村は陽子、夏子に向かって話し始めます。

「初恋も先生だった。よねだひでこ先生・・・」

陽子が中村の様子がおかしいので何かあったのか聞きます。

すると、赤紙が来たこと、明日、入営すること、この年では
最前線に送られ、帰って来れないこと、そして

死ぬことを教えてきた自分は胸を張っていかないと子供たちに
申し訳が立たない。

入営って、戦地へ向かうって事ですね。

その言葉を聞いて

「ご苦労様です」

と最敬礼する陽子と夏子。

そして、中村の意外な一面に陽子も夏子も言葉を失っていました。


翌朝、学校を後にする中村は、校庭の真ん中で立ち止まりました。

ピッチングフォームから、ボールを投げる動きです。

目を閉じると子供たちの声が

「先生、野球やってくりゃ!」

中村は戻って来なかったそうです。先生として戦地で亡くなったと陽子が
語ります。


陽子が松本の丸庵に帰ろうとすると、ケイコと息子のショウちゃんが
遊んでいました。

ケイコは陽子に手紙が来たかと訪ねます。手紙とは戦死の知らせの事です。

陽子には子供がいないせいか、実感がないようです。ケイコが羨ましいと思う陽子。

道夫(串田和美)が帰ってきません。工場に働きに出ているのですが、今夜は
遅いようです。

しょぼんとする徳子(樋口可南子)。その時、空襲警報がなりました。

訓練ではなく、本番です。

陽子は以前のように湯のみだけじゃなく、和成(高良健吾)の写真やら、家族の写真やら
テキパキと袋に入れ、徳子のもとへ駆けつけます。

一階にいる徳子は震えていました。

何も手につかない様子の徳子に防災頭巾をかぶせ、しっかり!と声をかける陽子。

防空壕に近所の人たちを誘導する陽子たち。

徳子はただただ怯えるばかり。

道夫がいないとダメなんでしょうね。

近くに爆弾が落ちました。防空壕の中では悲鳴が聞こえます。

陽子は、戦地で戦っている和成や兄妹の事を考えると、こんな事で敵に負けてたまるかと
心に誓います。

ついに松本にも空襲が・・・

道夫が帰ってきました。

「なんで訓練の時にいて、本番の時にいないんだよ」

涙目の徳子が道夫に言います。


夫婦げんかを笑って話す道夫と徳子。徳子は意外に繊細です。

数日後、校長から教職員に話がありました。

「皆さん、一昨日の未明、東京で大空襲がありました」

松本の空襲の何全倍という規模の空襲だったとのこと。

3月10日の東京大空襲です。

育子(満島ひかり)、お祖母ちゃんの富士子(渡辺美佐子)、杏子の両親・・・
東京にいる知り合い友人親戚の安否が気になる陽子。



出演:井上真央,若尾文子,樋口可南子,串田和美,伊藤歩,白川由美,ピエール瀧,大出菜々子


東日本大震災は3月11日。東京大空襲は3月10日だったんですね。

今日のニュースで、フェリーから落ちた人の話題が放送されていました。

防水携帯ではなかったそうですが、118通話のあと、故障したそうです。

フェリーにのらなくても、これからのシーズンは梅雨やゲリラ豪雨で携帯電話が
水没で使えなくならないように、このようなものが注目です。


防災グッズのひとつに加えたい、というか、日常で使いたいグッズですね。

第12週になるんですね。テーマは「消息」

戦争に行った人たちの消息が気になります。

昭和20年3月 西暦1945年です。

丸庵はついに店を閉めてしまいました。

丸山家の食卓に宮澤節子(白川由美)が加わって4人で
食卓を囲みます。

道夫(串田和美)は働く事に。

みんな頑張ろうねっていう配給のおばさん。

さて、小学校では、竹ヤリの訓練が続きます。

人を殺す訓練、陽子もいざとなれば自分もという覚悟を
持ってた。そう振り返ります。

宿直室で、倉田杏子の靴を治す陽子。お礼に似顔絵を描いて
くれるというのです。

夏子先生(伊藤歩)が手紙を手にしています。
誰からの手紙か興味があります。

似顔絵が出来て、陽子に見せました。

上手です。赤組のみんなの顔を描いてお母さんに送っている
そうです。

靴も治って、元気よく帰る杏子。

日が暮れた職員室。陽子と夏子ふたりきりです。

手紙を読む夏子をいぶかしげに訪ねます。

「陽子先生は同僚でもあるけど、教え子だから恥ずかしくて」

なるほど、夏子先生の婚約者からの手紙だったようです。

新人教師の研修会で知り合ったらしく、真面目な人のようです。
でも、招集され、戦地の中国で足を負傷したらしいです。

終戦をきっかけに結婚することになっているという乙女の顔を
する夏子先生。

「どうして聞いてくれなかったの?」

聞いて欲しかった夏子は、陽子に突っ込んで欲しくてしょうがない
様子です。

机の引き出しから2ショットの写真を取り出し、はしゃぐ夏子。

陽子には2ショットの写真は無いですね。撮影する時間もなかった
からしょうがないのかなあ。

夏子の婚約者は広島出身らしいです。

終戦の年の「広島」。

ああ、なんという悲劇。

職員室に近づく誰かの足音。誰でしょうか。
怯える、陽子と夏子。

出演:井上真央,若尾文子,樋口可南子,串田和美,伊藤歩,白川由美,ピエール瀧,大出菜々子

この夏、終戦を迎えるわけですが、これから空襲や原爆など悲しい出来事が
続くんですよね。

今、防災グッズが売れていますが、私も水や食料を通販で揃えています。
今日、楽天市場を見たら、この商品が注目されていました。

バックオーダーがあっても入手したいという商品なんですね。

夕べ、暑くて熟睡できませんでした。この商品に注目しています。
家族が多いと大変かも。

陽子のクラスに東京から疎開してきた倉田杏子(大出菜々子)が
今日の主役です。

黒板に家族4人の絵を描きました。すごく上手です。
杏子の妹がまた、かわいい。

誰かの気配を感じて、慌てて消す杏子。

やって来たのは中村先生(ピエール瀧)でした。

隠れようとする杏子が陽子を発見。
陽子と一緒に隠れました。

「まったく、師範学校出の教師は口ばっかりで・・・」

黒板の汚れを拭きながら、陽子の悪口を言う中村先生。

陽子はこっそり、アカンベーをします。

陽子はふと思い立ち、杏子姉妹を須藤家に連れて行きました。

「わあ、広ーい」大喜びする杏子の妹。

杏子の東京での担任から手紙をもらったこと、明るく楽しい子
だったことを伝えました。

お父さんは入院しているし、お母さんは看病。みんな辛いのに
私だけ笑うわけにはいかない。

杏子はかたくなです。

疎開先の家に行くと、おばさんに最近手紙が来ないと言われます。

「東京に行きたい」

杏子は強く思いました。

陽子が松本の丸山の家に帰ろうとすると配給のおばさん(吉村美子)が
陽子に学校から電話だと引き止めます。

このおばさん、この町内の役員さんなんでしょうか。電話はあるし、
配給はするし。

杏子がいなくなった

学校からの知らせで有明山国民学校の職員室に駆けつけると
夏子先生(伊藤歩)や中村先生、校長先生と全員が集合していました。

これは、陽子先生、怒られるかなと思ったらそうでもなく、本気で
探そうとしている先生たち。

「そうだ」

陽子はひらめきました。

案の定、須藤家の縁側に杏子姉妹がポツンと座っていました。

「もう東京についたの」

妹が眠りから覚めました。

あくる日の授業。習字です。

必勝と書く子供たち。

杏子のとなりには妹がちょこんと座っています。

授業が終わると男の子が杏子に話しかけました。

「東京にいたなら、上野動物園に行ったことあるか?」

「ある」

「ゾウはみたか?」

「みた」

「うちの姉ちゃんがゾウをみたって絵を描いてくれたんだけど
下手くそでよくわからん」

絵を見ると、まるでロボットのようなゾウでした。

杏子はわら半紙を出すと、筆でさらさらとゾウを描きはじめました。

教室のみんなが注目です。

出来上がりを見て、喜ぶみんな。上手です。

杏子に笑顔が戻りました。

その笑顔を見て、陽子がうれしそうです。

出演:井上真央,伊藤歩,綾田俊樹,ピエール瀧,ダンカン,吉村実子,大出菜々子

さて、来週の予告です。

空襲を受けて逃げまわる陽子たち。

そして、東京は大空襲のようです。

育子が怪我をしました。杏子の両親は・・・・

東京大空襲・・・

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