ダンカン

「広島が爆弾でやられたそうです」

夏子先生が「嫌だー」と泣き叫びます。
校長が、夏子の知り合いが広島にいるのかと聞きます。

走り出す夏子は広島に行くと叫びます。
校長は、交通は全て止まっているから無理だと言います。

夏子は気を失ってしまいました。
宿直室に寝かされ、陽子に介抱される夏子。

「会いたい、あの人に会いたい」
夏子は目を覚まして陽子に話しかけます。

「ウチに来て下さい」
陽子は一人暮らしの夏子を心配します。

「彼は私の家とこの学校しか知らない。私はここにいる」
夏子先生は、誰とも結婚することなく人生を終えたとのこと。

玉音放送です。

陽子は非番だったので、丸山家で聞きました。

良一は自宅で、タケオの両親と聞きました。

真知子と育子は、真知子の家で聞きました。

学校の職員室では、校長と夏子先生ほか数人がいました。

節子たちも丸山家で聞きました。

「今のが天皇の声かい」

「日本は負けないはずじゃなかったのかい」

「で、どうなるの」

「わかんねえなあ、負けたことないからねえ」

「帰ってくるんかいね、ウチの人」

「お母ちゃん」

陽子はボーッとして、頭の中が混乱してポカーンとしてしまった。
何をどう考えていいか分からなかった。

悔しい気持ち、不安、どうしたらよいかわからない気持ち。
ヤカンに水を汲んでいる陽子を見て、徳子は様子がおかしい事に
気がつきました。

陽子は熱を出して寝こんでしまいました。

初めての失恋で熱を出して以来、2度目でしょうか。
初めてのことに弱いと語る陽子。

初恋は、川原でした。満州に行った川原と彼女はどうしているで
しょうか。

陽子は、安曇野に来てから今日までの事を走馬灯のように思い出し
頭の中を渦巻いています。

頭に濡れ布巾を乗せられて寝ていた陽子が目を覚ましました。
階段をおりると徳子と道夫が一息ついています。

「明かりを消さないと…」
「もういいんだよ。戦争が終わったんだから。外を見てみなよ」

陽子が徳子に言われて外を見ると、家々の窓に明かりが灯り
明々としていました。

玉音放送があった日、そして夜。日本はこんな感じだったのでしょうか。
広島や長崎、空襲の焼け野原以外はこういう感じだったのでしょうか。

不思議な感じです。

外で暴動が起こったり、泣き叫ぶ人々がいたのかなあと思っていました。

電気はとおり、道夫は晩酌までしている。
きっと、この先の事を考えることも、情報もなかったんでしょうね。

出演:陽子(井上真央)、徳子(樋口可南子)、現代の陽子(若尾文子)
良一(寺脇康文)、真知子(マイコ)、道夫(串田和美)
夏子先生(伊藤歩)、育子(満島ひかり)、校長(綾田俊樹)
福田先生(ダンカン)、タケオの両親(角替和枝,村松利史)
節子(白川由美)、安子(吉村実子)

日本史上もっとも衝撃的な放送という玉音放送にも
プロデューサーがいたんですね。

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震災後の日本で、民放をプロデュースしている人物…誰でしょう。

アナログ放送終了まで、あと25日。

被災地の地デジ化は配慮して伸ばすそうです。



陽子(井上真央)の教え子、倉田杏子(大出菜々子)の両親の消息が
つかめない。校長が言います。

陽子は、杏子も心配だし、育子(満島ひかり)も心配です。

育子の弟と妹になんと言ってよいかわからないと夏子(伊藤歩)に
相談します。

「つきなみだけど、教師が不安そうな顔をしていたら、子供も
 もっと不安になるわ」

真知子(マイコ)が学校に来ました。

「育子の無事はまだ確認できないの、父に頼んでみるわ」

通信手段が上手くいかないという真知子ですが、その頃の通信手段って
電話でしょうか。手紙でしょうか。


陽子は気合を入れて教壇に立ちます。杏子に声をかけて安心させようと
します。

キリッとした顔の陽子先生。

学校から丸山家にもどると徳子(樋口可南子)が陽子に手紙を
渡しました。

差出人は、桐野富士子(渡辺美佐子)です。


喜ぶ陽子。

文面は、東京が焼け野原で生きていることを喜べないと書いてありました。
でも、心配してくれる孫がいて幸せだとも書いてありました。


翌日、陽子が学校にいくと校長から、倉田杏子の両親が亡くなったと
告げられます。

陽子が杏子に説明するのはつらかろうと校長は自分から言おうかともちかけ
ますが、陽子は自分で説明すると言います。

教室で杏子と向い合って説明する陽子。

「信州行きの電車にのっている時に爆撃にあった・・・」

杏子は

「きっとお父さんお母さんも怖かったと思います。チズコの事をよろしくと
 言われていたので守りたいと思います」

そう、陽子に言いました。

学校の宿直室で、杏子は妹のチズコに両親の死を知らせます。

「そんなの嘘だ」

泣きじゃくるチズコ。杏子は抱きしめることしかできません。


学校では、竹ヤリの練習です。

杏子は気合を入れて藁人形を突き続けた後、叫び始めました。

「お父さんを返せー、お母さんを返せー」

陽子はかけよって、杏子を抱きしめます。

その後の場面は、育子でした。

頭に包帯を巻き、すすけた顔でベッドに横たわっています。

命は助かった様子です。怪我は・・・・・

出演:井上真央,若尾文子,樋口可南子,伊藤歩,大出菜々子,満島ひかり,マイコ


昨日、東北地方も梅雨入りしたそうですね。

梅雨といえば、ジメジメとカビカビ。

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時代は昭和18年です。

陽子はもんぺ姿で授業をしています。

今日は音楽の授業なのでしょうか、合唱は

「兵隊さんのおかげです・・・・」

兵隊さんよありがとう・・・とういう曲なんですね。
このCDの次の曲は、父よあなたは強かった、です。

父良一(寺脇康文)を思い出しますね。

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蓄音機を使って音を出す陽子先生(井上真央)
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戦争の音ばかりですが、子供たちはなかなか答えられません。

高度3000mの音という陽子先生の説明に、ケイスケがテキパキと
答えました。

機種名や日本の敵機ではないとかすごい正確に答えるケイスケ。

授業を終えて職員室に戻ると、中村先生(ピエール瀧)が大声で言います。

「甘い、甘い。もっと、叩き込む、叩き込む!」

福田先生(ダンカン)も一緒に師範学校出身の先生は甘いと言います。

このふたりは陽子や夏子先生(伊藤歩)に、代用教員としてのコンプレックスを
持っていることは明らかですけど、ヒートアップしていきますね。

陽子に校長が用事があるようです。

何かを思えば、県から縁談が来たので見合い写真を持って、見合いを
すすめていました。

写真はどうも校長の息子のような顔をしていますが・・・

産めよ増やせよ、少国民を増やすためと旗印のもと、校長はすらすらと
陽子に縁談を勧めますが、陽子はきっぱりと断ります。

夏子と一緒に宿直室の掃除にとりかかろうとしますが、陽子の怒りは
収まりません。

「失礼ですよね、夏子先生」

「そうよね、順番から言えば私が先なのにね」

高齢の女性には声がかからなかったのかも。夏子は陽子のおしりを叩きます。

「イターイ」

夏子先生は、教員は絶対にやめない。あんな人達ばかりになったら子供たちが
かわいそうと言います。

夏子は言います。陽子先生と私が組めば怖い物なしよ。夏の太陽だから・・・

夏子先生こと、伊藤歩さんの表情がとても魅力的です。
もんぺ姿ですが、スタイルもよさそうですし、戦時中の女性に
ふさわしい顔つきという感じがします。

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イソップ物語の北風と太陽にたとえる夏子先生。
畑の端っこで、タケオが何か紙切れを広げながら空を見上げています。
そこへ、陽子が通りかかります。今日は自転車なんですね。

もんぺ姿で歩く陽子が声をかけると、紙切れを懐にしまうタケオ(柄本時生)

家に帰ると父良一はラジオに熱心に聞き入っています。
スターリング 木製クラシックラジオ【大正ロマン】 5850
戦況が放送されているようです。
そして、新聞を読む良一は、陽子が夕飯の支度をする様子を見て
ゆっくりでいいよと言います。

玄関でタケオの母親(角替和枝)の声がします。

タケオの両親とタケオが、食事と酒を持って並んでいます。

「ついに、タケオにも来ちまったんです。一緒に食事を・・・」

タケオが見ていた紙切れは招集通知だったんですね。

軍から呼ばれるということは栄誉あること。
祝ってくれというタケオ一家。

良一は快く家に引き入れます。

「タケオくんも酒が飲める歳になったんだなあ」と良一は
タケオに酒を注ぎます。

「おめでとうございます」

乾杯する一方で、タケオの母の涙は止まりません。

他人様の家で泣くのはみっともないというタケオの父ですが
良一は、いいじゃないですか、うちの中ぐらい・・・

「ウウウウウウウウ」

声にならない声で鳴く角替和枝さん。

もらい泣きしそうです。

井上真央,寺脇康文,伊藤歩,柄本時生,ピエール瀧,ダンカン,角替和枝

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