陽子の友達

真知子(マイコ)が丸庵の前に立っています。

喪服ですが、洋服です。顔には黒いベールが。
向かいのお姉さん(白川由美)が驚いて見ています。

丸庵に入ると徳子(樋口可南子)と道夫(串田和美)が
びっくり。急いで陽子(井上真央)を呼びました。

陽子は真知子を2階に上げます。部屋で話しを聞きます。

真知子の婚約者、西川が死んだ、これから葬儀に行く。
そんな話をしたあと・・・

「私は悪魔だわ。心の隅で、婚約者が死んだから私は自由だと
思っている」

涙は出ないという真知子。陽子はそんな真知子を悪魔じゃない
と言って抱きしめます。

春樹(田中圭)の手紙の事は言えなかった陽子。

ふたりが2階から下りてくると道夫と徳子が袋に入った
お菓子を手にしていました。

「魔法のお菓子だ。これを食べればイヤな事は吹っ飛ぶ」

小麦粉を丸めて揚げて砂糖をまぶしたもののようです。
ドーナツの真ん中みたいです。

真知子の口へ、陽子の口へ放り込むと、ふたりとも笑顔に
なりました。

「駅まで送って行くわ」

真知子のかばんを持ち、手を引く陽子。大人らしいですね。

その頃、名古屋の食堂に相馬剛三(平泉成)と良一(寺脇康文)
がいました。春樹と食事をした店です。酒を飲む相馬剛三。

わざわざ良一に会いに名古屋まで来たようです。客がいなくなると
良一の耳のそっとささやきました。

「この戦争は負ける。お前も準備しておけ」

良一の顔色が変わり、剛三の胸をつかみ怒鳴りつけました。

「それが分かっているなら、今すぐ戦争をやめさせろ。
ふたりの息子を戦地に送っているんだ、俺は!」

泣きながら叫ぶ良一と、謝る剛三。剛三の胸で泣く良一。

現代の陽子のシーンに変わりました。

原口さんこと斉藤由貴が語りの若尾文子に向かって、
その頃に生きてみたかったと言います。

陽子は自分の語りに感動したからでしょ、そう言って
魔法のお菓子をご馳走する陽子ばあさん。

すると伊東あゆみが店に入ってきました。

「あら、杏子さん」

陽子の教え子、いいえ、これから教え子になる子です。

昭和19年春。新学期を迎え、陽子は新しい生徒の担任に
なりました。

東京から疎開してきた倉田杏子は歌を歌えずうつむいています。

この子が現代の伊東ゆかりさん。

番組が終わると、石ちゃんこと石塚英彦さんのアップに
なりました。

「魔法のお菓子が食べたい!」

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楽天スイーツランキング1位はコレでした。

 

陽子(井上真央)と真知子(マイコ)は4年ぶりの再開でした。

おかえりなさい、陽子先生と言って、長身の真知子が陽子の頭を
ポンと叩きます。

早く家に入ろうと玄関に真知子を連れて行くと、良一(寺脇康文)が
出迎えました。

「その節はどうも」

あの、お便所閉じこもり事件以来の須藤家の玄関です。

さっそく部屋でおしゃべり開始です。

陽子の髪型を大人っぽくなったという真知子。

ふたりで鏡をのぞきます。陽子の髪型、私も気に入っています。

真知子は婚約中のままだそうです。

婚約相手とは、見合いと婚約披露の2回しか会っていなくて、神戸で
婚約相手の母親や祖母と一緒に暮らしていたそうです。

「なんだか不思議な気持ち」

真知子は自分のことをいろいろと報告します。

陽子のことは、安曇野のお手伝いさんのヤエさんからしっかり情報を
入手していたようです。

穂高の駅について、実家にもよらず陽子の家にまっすぐ来て、荷物は
ヤエに預けたらしいです。

大糸線の穂高駅が最寄りのようですね。

安曇野で穂高駅最寄りの宿です

「春樹さんは元気?」

真知子は神戸の行き帰りに名古屋で途中下車して、名古屋の空気を
吸うらしいです。

「好きよ。死ぬまで好き。浮気かしら」

「ううん、いいと思う」

真知子は、春樹(田中圭)を想い続けるんですね。

便所の取っ手を二つに分け、そのひとつを持つ真知子は紐を通して
首にぶら下げていました。

陽子も箱から取り出して、ふたりの友情を確かめ合います。

神戸で、便所の取っ手を芸術品に見立てられたという逸話を話していると

良一が、シェフのように白いエプロンを巻いて部屋を開け、夕食を作るから
食べていって欲しいといいます。

なかなか似合いますね。寺脇康文のエプロン姿。

育子(満島ひかり)の話題になりました。

長い手紙を送っても、東京にいる育子は電報のような手紙しか帰って来ない。

出版社に勤めているはずという陽子ですが・・・・

育子は東京の路地で「代筆屋」をやっていました。当時は手紙をかけない人も
多かったのでしょう。
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でも、この時代は戦地への手紙ばかりになり、商売も上手くいかないようです。

同じ路地で商売している立ち食いそば屋のおじさんとは上手くやっている
ようですけどね。

育子が腹をすかせてソバを食べています。

「うまいだろ」

「そばはやっぱり安曇野だね」

育子は安曇野の蕎麦を自慢します。

すると、代筆屋へ赤ん坊を背負ったお客さんが来ました。

「生きて帰って欲しいとは書けないんですよね」

当時は、手紙の内容を検閲されるらしくて、表現の自由が
なかった時代です。

でも、育子は機転を利かして、「来年も上野の桜を一緒に見ましょう」と
いう文章を仕立てました。

なんだかんだで上手くやっている育子の今後にも期待です。

安曇野の須藤家では、良一が腕をふるった料理も出来上がりました。

揚げ物やフライもあるようです。この時代に手に入らないようなものも
特別に用意したようです。

とっくりも並んでいました。

須藤家の玄関に、あの相馬剛三(平泉成)がやって来ました。

真知子を追ってきたのでしょうか。

しかし、玄関にやっとたどり着いて、歩いて来たのかよろよろです。

勝手に上がりこみ、良一がつくって揃えた夕食のフライをつまんで
食べてしまいました。

やつれた様子の相馬剛三ですが、良一は黙って話を聞いていました。

「もうダメだ・・・・」

国から事業の取りやめを指示されたそうです。

「うちがお金持ちじゃなくなるということね。私は大歓迎よ
日本人みんなが苦しんでいるんですから・・・」

相馬家が財閥でなくなれば、真知子の縁談はどうなるのでしょうか。

 

出演:井上真央,寺脇康文,マイコ,満島ひかり,平泉成

便所に隠れる陽子(井上陽子)と真知子(マイコ)は、戸を手ぬぐいで縛って
引っ張っています。

「またお便所だわ、私たち」

便所に縁がある白紙同盟。外では、大声を出している真知子の父親、相馬剛三(平泉成)

その頃、育子は家を飛び出して、いつもの商店街を走っていました。
飴屋の前で立ち止まり、泣いている育子。
血相を変えるとはこのことです。満島ひかりの演技はさすがです。

相馬剛三は燃えるような勢いで、家をこじ開けようとします。

「ろくでもない不良娘」

相馬剛三は、陽子の父良一(寺脇康文)に向かって、陽子を不良娘呼ばわりです。

さすがに怒った良一は、安曇野の帝王だろうが閻魔だろうがうちの娘を
不良娘呼ばわりするとは許せん!

安曇野で、真知子の父相馬剛三にこんな事を言ったのは良一が
初めてかも知れませんね。

部下に良一を押さえさせ(3人はいました)、玄関を開けて上がりこむ父親。

えらい剣幕ですが、土足でなく、キチンと靴を脱いで、つま先を入り口に
揃えるところは、タダの暴力オヤジとは違いますね、相馬剛三。

安曇野の駅に向かって、革のカバンとバックを持って走る育子。
自分と戦っています。

須藤家の中を物色する相馬剛三。ついに居所を見つけました。
便所の前に立つと

相馬剛三「ここだなあ」

真知子「出ていきません!結婚したくありません!」

父と戦う真知子。

その頃育子は、「陽子、真知子行ってくるよー、女性たちよ良き人生を!」
と言って、駅に向かいました。

便所の扉が少し相手、もう少しで相馬剛三が入ってきそうになりました。
真知子は戸を引っ張る相馬剛三を、エイッと押して転がしてしまいました。

そして、陽子は真知子に向かって、ここで言うことじゃないけれど・・・
と言いながら、春樹兄さんは真知子を好きなのと言います。

嬉しい・・・真知子は春樹の気持ちがとても嬉しいようです。

外では、タケオがかけつけました。隣なのにちょっと遅いです。
タケオの助けを借りて良一は家に入ろうとしますが、なかなか上手く
行きません。

部下たちは家に上がりこむと、まず、フライパンで便所の取っ手を
壊そうとしますが上手くいかず、餅つきの杵を使って扉をぶち開けて
しまいました。

「壊したものは弁償する!」という相馬剛三。

真知子はあっという間に連れ去られ、良一と陽子は泣きながら抱き合います。

育子の家出、真知子の家出、須藤家に乗り込む相馬財閥。なんという日だった
のでしょうか。

しばらくして、菜の花畑が咲く季節に、陽子は師範学校に行く荷造りを
していました。

真知子とは連絡が取れないようです。

そんな時、陽子に電報が来ました。真知子にも届きました。
差出人は、育子です。内容は

「ワレ、キシュウサクセンニセイコウセリ、セイコウヲイノル!」

でした。

真珠湾攻撃奇襲作戦成功の打電ですね「トラ・トラ・トラ」

この年は昭和14年ですよね。真珠湾は16年だったはずですが
当時このへんはアレンジでしょうか?

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