リヤカー



相馬剛三(平泉成)が、しょんぼりしながらも
真知子(マイコ)と一緒に須藤家の夕食をご馳走になる
ことになりました。

相変わらず横柄な剛三は、黙々と食べ、平然とおかわりを
します。

真知子は父に向かって、おいしい?と聞きます。

うまいと答える剛三はしょぼくれていますが、真知子は
苦境にあっても平然としていてすごいと陽子(井上真央)は
思います。


さて、戦時中は家にある資材で武器になりそうなものを供出
することが義務だったようです。

良一(寺脇康文)は、リヤカーに家財道具を積込み、陽子の
自転車もお国のために捧げることになりました。

自転車の思い出をたどる陽子。

兄妹3人のなかで、どうして陽子だけ自転車を持っているのか
不思議でしたが、今日、わかりました。

朝食や洗濯など、家事をこなして女学校に通うためには自転車
が必要だったとの事です。

うらやましがる茂樹(永山絢斗)に、良一は「男は歩け」と言って
いました。

庭で自転車に油差しで給油する良一が整備役だったので長持ち
したんでしょうね。

陽子と自転車。いろいろな思い出がありました。台風で倒れた自転車を
玄関にしまう陽子。

「ありがとう」と言って自転車をなでる陽子。磨いて送りだします。

この時代の自転車はブレーキがロッドブレーキでした。サドルは革で
スプリングが付いていました。

陽子の自転車は白だと思っていたのですが、今日見ると、薄いブルーに
見えました。

良一は自転車をリヤカーに積みました。

見送りする陽子は思います。あの自転車は何に生まれ変わったのだろう、と。


有明山小学校の職員室。暗い陽子は茂樹が実戦部隊に入ったこと、タケオの事
心配事でいっぱいです。

夏子先生(伊藤歩)は、そんな陽子のお尻をたたこうとしますが、立ち直った
陽子を見て、あら、残念とお茶目です。

教室で授業をしていると、ヒロシが急に立ち上がり、自分の弁当の中身が
ないことに気がつきます。

「あー、オレの弁当が・・・・」

タクミ製作所 竹編み弁当箱(藤皮巻き) 中 7132


誰かに取られたと大泣きするヒロシ。

なんで授業中に弁当箱の中身を確認していたのかわかりませんが、陽子は
こう言いました。

「誰がやったのか先生は聞きません。知りたくありません。その子を嫌いに
 なったりしません。大好きです。その子もドキドキしているはずです。
 その子の代わりに先生が謝ります」

陽子はヒロシに謝りました。

すると、ケイスケが立ち上がり、「ボクがやりました、ヒロシ君ごめんなさい」
と頭を深く下げました。

まさかケイスケが。陽子はケイスケがやったとは思っていないようです。


陽子が帰宅すると、家の前にケイコが立っていました。

「先生、オラ、オラ・・・・」

黙ってケイコを抱きしめる陽子。

ケイコの家は父を無くして苦しいことを知っているだけに、責められない
陽子。

ケイコがヒロシの弁当を取った場面をケイスケが見ていたようです。
ケイスケは何も言わず立ち去りました。

現代の陽子(若尾文子)が、その後、とても嬉しいことがあったと
振り返ります。

ケイコとケイスケは、その10年後に結婚して、結婚式に招待された
ことが今も嬉しくて忘れられないということです。

10年後と言えば太平洋戦争もとっくに終わり、プロ野球や力道山が
活躍した時代のようですが、ケイスケは4年生、10歳ですから終戦時は
14歳ぐらいだったので、兵隊にはなれなかったのでしょうね。


その頃、名古屋帝国大学で医学を学ぶ春樹(田中圭)は、学内でなんと
茂樹に出会っていたのでした。

「茂樹!」

「よ、兄貴!」

立派な士官ルックの茂樹に驚いた春樹でした。


ロッドブレーキのクラシカルな自転車を楽天市場で見つけました。




出演:井上真央,寺脇康文,伊藤歩,マイコ,永山絢斗,田中圭,平泉成

陽子が初恋をあきらめた次の日のこと

真知子(マイコ)は学校を休みました。

学校を休むことの無いあの真知子に何があったんでしょうか。

陽子と育子は心配で相馬真知子の家を訪ねました。

真知子はグレーのワンピースを着て出迎えました。

真知子はおひつを持ってきて、ご飯を山盛りにして

和平フレイズ ほんわかふぇ 炊飯土鍋 (二重蓋) 3合炊 HR-8382
モリモリと食べ始めました。

「ご飯を食べると太るのよ」

そういって、モリモリと食べる真知子。

「太って醜くなって、見合いの相手に嫌われてやる!」

なるほどとうなずく育子。

「太ったら春樹(田中圭)さんにも嫌われちゃうんじゃない?」

「いいの、これしか方法はないの」

モリモリと食べる真知子を見て、陽子と育子も一緒に
食べると言い出します。

食べていると真知子が急に食べるペースを落としました。

「私、もともと食が細いから、もう食べられない」
「太ることも出来ないんだわ」

そこへ真知子の母親が帰ってきました。

「何をしているの?」

育子と陽子は真知子をかばうために、自分がご飯を食べたいと
言ったからと言い訳をします。

陽子は急にお腹が痛くなりました。

食べ過ぎ&真知子の母親の出現が原因です。

痛すぎて失神した陽子は、ベットに寝かされました。

目が覚めると、真知子の母親にひどいことを言われました。

「こんな事をするなんて、母親がいないからだわ」

真知子が、それは違うと言おうとしますが、陽子が止めます。

真知子はすまないという表情で一杯です。

茂樹(永山絢斗)が迎えにきました。

真知子の家から電報が届いたので迎えに来たようです。

「すみませんでした」

玄関先で深々と頭を下げる陽子と茂樹。

茂樹はリヤカーを持ってきていました。

「覚えている?あの日のこと」

陽子は母紘子(原田知世)と家族とともに
安曇野にやって来た小学生の頃の事を思い出しています。

「覚えている」と答える茂樹。

安曇野に引っ越してきた須藤家は父良一(寺脇康文)が
リヤカーを引き、そのリヤカーに紘子と陽子(八木優希)が
乗っていました。

その頃の父の姿を思い出して、茂樹は言います。

「リヤカーを引ける男になりたかった」

陽子は茂樹の頼もしい背中を見て

「リヤカーを引ける立派な男になったよ」

と言います。

リヤカーが荷物運搬の手段だったあの頃。

現代でも、リヤカーは便利に使えるかも。
アルミ製なんですね現代は。

>>楽天市場でリヤカーの種類を見てみる

ページ上部に